小屋の掘り出しも手伝わず…

【山日記 19】 2005/3/4~6 大山 Part1
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◆自宅⇒博多駅⇒みちしお⇒大山寺駐車場→緑荘(旅館)→駐在所→夏道登山口→
5合目→6合目→山頂小屋→弥山山頂→6合目→5合目→夏道登山口→緑荘

今年も「中高年のやさしい冬山in大山」の時期がやって来た。
気心の知れた仲間と「雪とたわむれる」この登山も、今回で4回目。
昨年は久々の登頂を果たし、満足のいく山行ができたのだが…
今週末は強い寒波が予想されている。さて、今年はどうなることやら?

a0013751_1271516.jpg3/4金曜日の夜、
厳しくなった寒さの中メンバーは博多駅前に集合。
既に酩酊状態のY下隊長以下3名が、
22時出発のスキーバスに乗車、
途中、山口県山陽町のドライブイン
「みちしお」にてトイレ休憩。
福岡からのスキーバスを利用した
ことのある人ならご存知だろうが、
「みちしお」の名物は「貝汁」。普通に作っても貝汁は充分ウマイが、
ここは、大量に作られているため、あさりのエキスが半端じゃない。
控え目に入れられた味噌と、あさりから出た旨味が絶妙なバランス。
楽しみにしていたビールと貝汁の夜食を済ませ、狭いバスの中で就寝。
途中休憩をとる度に積雪が増え期待感に眠気も吹き飛ぶが、睡眠不足…

a0013751_130445.jpg3/5土曜日早朝8時、大山寺駐車場に到着。
旅館へ荷物を預け、手製オニギリの朝食後すぐに登山を開始。
派出所に登山届を提出し、キャンプ場そばの夏山登山道へ向かう。
天候は雪… 既に先行者がいるため、新しいトレースが付いている。

サクサクと雪を踏みながら、5合目まで来るとその先行者に追いつく。
意外と年配?の先行者に「先に行きます」と声をかけ、トップを交代。
意気揚揚と歩き出すが、途端に雪が深くなりラッセルを強いられる。
テープを目印にルート工作をするが、腰までもぐる雪に四苦八苦。
必死に雪を蹴散らし、深雪帯を突破したところで再び先行者と交代。
樹林帯を超えると、積雪が飛ばされ幾分歩きやすくなった。

a0013751_131214.jpg6合目の避難小屋の辺りまで来ると
元谷側からの強風にあおられる。
小屋に逃げ込もうと探すが、
完全に埋り見つけ出すことができない。
先行者もここから下山するとのこと、
ここまでか?と諦めかけるが、
いいタイミングで「遭難防止協会」が
追い越して行ってくれた。
これで、山頂までのルートは一応確保され一安心。
さらにラッキーなことに風も弱まり、一転して快適な登高となる。

a0013751_1352772.jpg草鳴社ケルンを過ぎると、
天候も落ち着き日本海が見えてきた。
まもなく傾斜が緩くなり「山頂台地」と言われる場所に出る。
ここは急峻な大山において数少ない平坦な所で、
比較的楽になる。
しかし、ガスや強風に巻かれ道を失えば、
元谷に転落したり、
台地をさまよう事にもなりかねない、危険な場所でもある。
慎重に木道沿いに張られたロープを辿り、山頂小屋を目指す。

a0013751_1361680.jpg30分程で山頂小屋に到着。ここも完全に埋まっており、
小屋の中には残念ながら入ることができない。
風は弱まっているため小屋の傍で昼食をとることにする。
スコップで穴を掘り、マルタイ棒ラーメンを作る。
その間「遭難防止協会」が、入り口を掘り返している。
天候が悪ければ一緒に掘るところだが… 
ここは見学させてもらう。
15分ほどで冬用の入り口が掘り出されたが、
ホイホイと入るわけにも行かず、場所を確認するだけとした。
次回は、自分たちで掘り出すことになるかもしれないなぁ

a0013751_1364636.jpg記念写真を撮ったりして、弥山山頂には1時間あまり滞在。
午後2時をまわったところで下山を開始する。
途中、25人位のパーティや
女性3名のグループとすれ違う。
いずれも小屋を使うようだが、
女性3人はテント使用とのこと。
ウーム ワシらは小屋の掘り出しも手伝わず…だったな。

写真を撮りつつ、6合目の避難小屋辺りまで下降。
ここから直接元谷にシリセードで降りるコースを検討したが、
新雪の具合からして危険と判断し、来た道を戻ることにする。
登るときに必死でつけたルートを今度は楽々と下る。
夏山登山道入口着16時半。

a0013751_1385653.jpg本日の宿「緑荘」に到着したのは17時過ぎ。
入浴後、夕日を見ながらジンギスカン焼の夕食。
これがナカナカうまい。
N山隊員が持参した
「繁枡(しげます)」の大吟醸を堪能しつつ就寝。
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by hiroshige.m | 2005-03-04 01:23 | 山登り  

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