◆ 千早駅7:00⇒武蔵寺P7:45⇒秋月⇒8:45登山口9:00→林道終点10:20→水舟10:50→11:15山頂(昼食)11:50→国道12:40→譚空庵13:20→13:30登山口13:45⇒14:00美奈宜杜の湯(入浴)15:00⇒武蔵寺P16:00⇒17:00自宅
1月はなんとなく山に行かずに終わりそうだったので、K島・K下氏と近場の古処山へ向かう。はじめ小雨がパラつく状況だったが、何とか持ってくれることを祈りながら登山口へ。
秋月キャンプ場下の駐車場に車を置き、鬱蒼とした木立の中にバンガローが立ち並ぶ沢沿いの道をたどる。夏は涼しくて人気のあるキャンプ場だが、今はひと気もなく寂しげだ。
しばらく歩くと九州自然歩道の案内板が現れる。古処山から塀山・馬見山を経て英彦山まで続く長大な尾根が形成されているとのこと。全部つなげて歩いてみたいものですな。
さらに1時間ほど暗い山道を行くと、突然駐車場に飛び出す。R322につながる林道である。この地点まで車で上がると1時間もかからずに山頂に達することができる。
ここから小雨が雪に変わる。道がだんだんと白くなり登山靴の足跡が黒々と残る。やっとこの時期の山らしく感じられるようになった。
30分で水舟(昔山城があった時の水場)に達するが、水はあるが使えそうにない。ここからは天然記念物のツゲの原生林の中を歩くようになる。
雪も多くなりうっすらと地面を覆うようになっている。苔むす岩の間を縫うように登ると程なく山頂に到着。
巨岩がゴロゴロと転がる山頂は狭く、あいにくの天気で展望もなし。
ゆっくり座るスペースもないので、ベンチの上でカップうどんとイモ天の昼食を立ち食い。寒いだけなのでそそくさと下山開始する。
下山は「八丁越コース」を辿る。山頂より急な岩場を下ると「馬攻場」と言われる開けた場所に出る。コンクリ作りの小屋があり緊急避難には使えるかも? 岩に掘られた磨崖仏や石像を横目に見ながらひたすら下る。下部は自然林が多いので紅葉の時期はさぞ美しかろうと思わせるルートである。
小1時間でR322に一度出て10分ほど車道を下ると、再び山道に入る。苔むした石畳で滑りやすい道をソロソロと下ると「譚空庵」。ここから車道を少し戻れば駐車場だ。
下山後は近くの温泉施設「美奈宜の杜温泉」へ。(今回は入浴シーンはなし)
今回は天候も悪く期待した展望は得られなかったが、静かな山歩きが楽しめたことは○
次回はオオキツネノカミソリの時期に来たいものです。
# by hiroshige.m | 2007-05-05 19:33 | 山登り